LIKE A SHOOTING STAR                  

          ミツオ留学後の世界を描いた、連載ストーリーです。

  

ラフ画9

(22話のイメージイラスト)

そんなラナを見て、

エディは悪戯っぽく笑って歩み寄り、

彼女の耳元で静かにささやいた。

ラナ「え・・・!?」

エディはスッと横を通りすぎ、

自分の部屋へ入っていった。

彼女は目を見開いていた。



 

 

 

 

シャンティ「言ったとおりでしょ。

あの石が・・・、アレシウスの石

が、わたしを出すまいと、

鉄格子に力を与えたのよ。」

 

 


 

ファラ「エ、エディさん!」

突然彼女が声を上げた。

見ると、自分達の周りを

大勢のバードマンが、

武器を手に取り囲んで

いた。

マスク越しの目が、

確かに敵意を持って

こちらを睨んでいる。


(19話のイメージイラスト)

 

 

 

 

ロン「痛ったあぁぁ・・っ。」

ミツオ「ロ、ロン!

大丈夫!?」

「あぁー、ごめんごめん。

ちょっと、ぶつかって

しまったみたいだね。」

 

 


 

ルーシャ「じゃぁいっそ

のこと、全部混ぜてみる

のはどう?名付けて、

ホットケーキ風ミートドリ

ア・トンチャンカン風

味!」

 

ミツオ「美味しいものを

詰め合わせれば、もっと

美味しくなるに決まって

るよ。これで優勝間違い

なしだ!」


 

 

 

ファラ「お兄ちゃん!緊張している

ときは、人をのみ込むと落ち着くん

ですって。」

フェリオ「ひ、人をのみ込む・・・?

落ち着く気がしないのは、

ぼくだけかな・・・。」

 

 

 

ルーシャ「おかしい・・・。

レシピには爆発するなん

て書いてなかったわ。」

コンロにかけた鍋から、

もくもくと黒い煙が立って

いる。

見事にパンチパーマと

化した三人は

咳き込みながら、

ルーシャを睨んでいた。


 

 

そもそも料理とは何なのか?

ある時には大切な人のため

に、またある時には自分への

ちょっとした、ご褒美のため

に・・・。

 

間違っても、こんな風に部屋を

汚し、悲しみと後悔を生むよう

なものではないはずだった。

 

※大事な事なのでもう一度

言いますが、トマトです。

 

 

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