LIKE A SHOOTING STAR                  

          ミツオ留学後の世界を描いた、連載ストーリーです。

 

ラフ画8

(18話のイメージイラスト)

 

ミツオ「おめでとうございまーす!!」

突然、近くで声がした。二人は驚いて、

振り返る。

見ると、ミツオ、ロン、ルーシャ、

ソフィ、そしてロリーナが

屋上の入り口の前で立っていた。

彼らは拍手をしながら微笑みを浮かべて、

二人の間に出来た新たな関係を

祝福している。

アルドとセレナは恥ずかしそうに

顔を伏せた。

 

 

シャンティ「やめた方がいい。

あれは、この星に発展なんか

もたらさないわ・・・。」

アルド「・・・何だって?」

突然シャンティは立ち上がり、

静かにこう呟いた。

 

あれがもたらすのは・・・。

 

 

 

そこに現れた少女に、

ミツオは目を疑った。

ミツオ「君は・・・!」

「ふふふ、久しぶりね。」

それは星野スミレだったのだ。

伸びたロングヘアに黄色の

カチューシャ。

彼女はニコニコと、

ミツオを見つめていた。

(17話のイメージイラスト)

 

少女はミツオの前まで

来ると、足を止めて、

ミツオを見下ろした。

顔立ちが整った、美少女だ。

小顔だし、

鼻筋も通っている。

 

彼女のピンクのロングヘアが

揺れる。

 

ロリーナ「待ちなさい。」

   ビクッと人影が揺れた。ロングヘアを揺らして振り向いたその少女に、二人とも見覚えがなかった。

   ロリーナ「何をやってるの?ここは、関係者以外は立ち入り禁止よ。」

 

 

パー子は近くの店で

八つ橋を一箱買うと、

アルドに手渡して、

ベンチに

招いた。 

3号「アルドさん。

さっき出身星と地球が

似ていると言ってましたが、

アルドさんの星は

どんな星なんですか?」

 

 

 

 

ロン「宇宙を平和にするって約束しておきながら、

何でこんなことに・・・。」

ルーシャ「ご、ごめん・・・。

あたしがロンを押したのがいけなかったのよ。」

ミツオ「無人星だもん。

気に病むことないって・・・。」

 

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