LIKE A SHOOTING STAR                  

          ミツオ留学後の世界を描いた、連載ストーリーです。

 

ラフ画7

(16話のイメージイラスト)

 

 

マーカス「だからぁ!鬼ごっこは

後で、好きなだけ付き合ってあげる

から!」   

 フェリオ「鬼ごっこなんかじゃ

なーい!」

 ファラ「鬼ごっこよりも、

かくれんぼを

やりましょうよっ。」

 

 

 

 

 

自分の右手に、人の生死がかかっていると

思うと、

泣きたくてたまらなくなった。

しかし、逃げることは許されない。

自分の助けを待っている人がいる・・・。 

― ぼくならできる・・・。落ち着け。

 

 

エディはさらに高く盾

を構えた。

勝負は・・・

この一発にかかっている!

 

エディ「ラナを・・・

返せーっ!」

   

彼は目を閉じて、

闇雲に突っ込んだ。  

 

 

フェリオ「言われなくたって、

すぐに出て行くよ。」

彼は小さな声でつぶやいた。

フェリオ「ファラ、もう時間がないよ!

今すぐコンテスト会場に・・・。」

ファラ「そ、それがお兄ちゃん・・・。」

彼女は言いにくそうに、

上目遣いでフェリオを見た。

 

それを聞いて、

フェリオは凍り付いたのだった。

(15話のイメージイラスト)

スウィーシー。スペース人生ゲームの、案内ロボットです。

彼らは担当プレーヤーの髪、目の色などの特徴をとらえて、色を変化させます。

ミツオの場合、真っ黒なのはなぁ・・・と思ったので、PBのブーツと同じ青にしました^_^;

 

 ボートは大気圏を

飛び出し、

宇宙空間に出た。

そこに現れたのは、

宙に浮いた

人生ゲームのボード。

それもかなりの

大きさだ。

ライトアップされて

おり、

マス目がキラキラと

虹色に光っている。 

 

 

ミツオ「・・・ロン!

ウソだろ・・・!

大丈夫!?」

ミツオは慌てて、その岩を

どけようとする。しかし、

ビクともしなかった。

ロン「ミ・・・

ミツオ・・・、

重いぃ・・・。」

ミツオ「ど、どうすれば

いいの・・・!?」

 

 

 

二人の服が突然

ウェディング衣装に

かわった。

ラナは純白のドレス、

エディは引き締まった

タキシードだ。

 

 

ルーシャ「こんな恐ろしい人生ゲーム・・・

きっとあたしは、

とんでもない事件に巻き込まれて

大怪我をするんだわ・・・。

いや・・・もう帰りたい。」

ソフィ「・・・ふざけんなよ、

こんなゲームに巻き込みやがって。

おい!責任者を出せっ!」

 

 

ロン「・・・ちょっと面白いな、あの二人。

特にソフィが。なぁ、ミツオ?」

ミツオ「ハハハ・・・そうだね。」

(14話のイメージイラスト+)

14話〜のみんなの私服。いつもPBの制服を着せているだけなので、考えるのが楽しかったです!

何と言うか、できるだけ今風の格好にさせようと思ったら、藤子っぽくなくなってしまいましたが(^_^;)

ミツオくんは、シンエイ版で定番の白以外ならオレンジかなぁと思いました。アニメでも着ている回ありましたしね。

 

 

 

 

フェリオは思わず

耳をふさいだ。

なるほど、

噂に聞いた通りの、

もの凄い機関銃

だ・・・。

 

 

彼はヘッドホンをそっと耳にあてた。

一曲の音楽が再生される。

それは、少し昔のメロディーだったが、

とても優しく聴き心地が良かった。

 

これを聴いていると安心する。

そして・・・一人の少女の姿が思い浮かぶ。

 

 

 

 

ぼくはロケット

の中、窓越しに

大声で叫んだ。

これからベルたちを

待ち受けている運命

を思って。

怖かった。

震えが

止まらなかった。 

 

 

 

 

 

 

集合絵。

ロンとラミーのストーリーも

書きたいなぁと

思っている今日この頃

なのです。

 

 

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