LIKE A SHOOTING STAR ミツオ留学後の世界を描いた、連載ストーリーです。
18、奇妙な予感
1、
黄金に光輝くストーンを丸テーブルの中央に置き、その周りを囲い込むように席についた。 気のせいか、その輝きは以前にも増して強くなったようにも感じられる。 ロン「あの・・・、本当にすみませんでした。」 彼はロリーナに向かって、申し訳なさそうな声を出した。 彼女は微笑みを浮かべる。 ロリーナ「そんなに自分を責める必要なんてないわよ。言ったでしょ、あの星には人類どころか、バクテリアのような 下等生物さえ存在していなかったわ。」 セレナ「何の資源も無い、ただの岩の塊に過ぎないんだから。」 セレナも、ロンを慰めようとロリーナに続ける。 ミツオ達四人とロリーナ、セレナはストーンを手に実験後、バード星本部に戻ってきた。 ここは研究室と同じフロアにある休憩所だ。 ソフィ「ロリーナさん、その石は本当に何なんですか?どこでそれを・・・?」 彼女が、四人の誰もが思っていた疑問をロリーナに投げかけた。 ソフィ「ただの石ではないように思います。しかも、この前総監がたった一つしか無いものだって。」 ロリーナ「・・・そうね。」 彼らは椅子に座りながら、ロリーナに視線を集めた。 ロリーナ「以前も話したかしら。私は自分のパーマンも持っているけれど、宇宙の未開地を調査したりする役割も 兼ねているの。いわゆる調査バードマンなんだけど、今回の石みたいに新種の資源を発見し持ち帰ることが主な 目的かしら。あと、新たにパーマンを設置する惑星を調べたりね。」 ミツオ「調査員?前に一度、地球に来たことがあった気がするよ。まぁその目的はぼく達だったんだけど・・・。」 ロリーナ「そうね、確かにそういう役割もあるわ。私の友達も実際、そういった調査バードマンよ。」 それを聞いて、セレナはうなずいた。 ロリーナ「まぁそれは置いといて、以前私が未開地に調査に出かけたとき、ある無人の惑星で偶然ストーンを発見 したの。調べてみた所、未だかつて知られていない資源だったみたいだから、バード星に持ち帰ったわけ。」 セレナ「でも聞いたところによると、最初は今のような強大なパワーは感じられなかったんですよね?」 彼らは再びストーンを見つめた。 ロリーナ「ええ、そうよ。でも何故だかわからないけど、その石を持ち帰った時から突然不思議な力を感じずには いられなくなって・・・。それを見せたときの反応からして、総監も何か感じるものがあったみたいね。」 ― 秘めたる偉大な力を持っているらしい。 ― あれがあれば、バード星の科学技術は、宇宙の平和を守るために、さらに飛躍的な発展を遂げられたはず なんだ。 セレナ「でも、その秘密についてはまだわからないことが多いの。しかも石が発見当初よりも大きくなっているよう だしね。」 ルーシャ「大きくなる?石が勝手に?」 ミツオは初めてその石を見た時のことを思い出した。総監に、ロリーナに渡してくれと頼まれ受けとった石。 その時は手の平に乗るような大きさだったが、今では両手でないと支えきれないだろう。 ― 本当だ、確かに成長している・・・みたい。 セレナ「そういえばロリーナ先輩、あの子のことは・・・。この石について、何か知っているようでしたが。」 ロリーナ「後で色々と聞いてみようと思うわ。いきなり武器を向けるものだから驚いて、あんな事をしてしまったけど、 あの子の目的も、まだハッキリとはわからないんだし。」 ミツオ「あの子って・・・?」 ロリーナ「この前、突然研究室に現れたのよ。ピンクのロングヘアの少女なんだけど・・・。」 ピンクのロングヘア・・・! それを聞いて、ミツオ達は顔を見合わせた。 セレナ「知ってるの!?」 ソフィ「はい・・・。わたし達のPBハウスにやってきて、ストーンの在処を聞いていったんです。」 ロン「オレが教えちゃったんだ。重ね重ね、スミマセン。」 ロリーナとセレナは驚いた表情を浮かべた。 その時だった。 急に休憩室のドアが開いた。ロリーナ達は慌てて椅子から立ち上がり、サッと警戒態勢を取った。 ミツオ達もそちらに目を向ける。 しかし、そこに居たのは一人の男性だった。 「な・・・なんだ!?ロリーナ、そんなに身構えちゃってさ・・・。」 白く長裾の衣装が、長身をまとっている。黒い前髪から覗いた瞳は、驚きの色に染められ、彼らを見ていた。 ミツオ達には見覚えがない。 だがロリーナとセレナは、ホッと安心したように肩の力を抜いた。 ロリーナ「何だ、アルドだったの。謎の少女の話をしていたから、勘違いしちゃったわ。」 アルド「ぼ、僕はストーカーじゃないよ!?」 ロリーナ「は?」 アルドと呼ばれた男は、ミツオ達に気が付くと、にこやかな笑みを浮かべた。 アルド「やぁ、可愛いお客さんがいるようだけど。」 ロリーナ「私の担当しているPBよ。みんな、この人は私の同級生であり、ストーンの秘密を共に研究している アルド・レヴィンよ。」 アルド「はは、そういえばPBの担当も持っているんだっけ君は。相変わらず激務だなぁ。」 紹介されたアルドは、親しげにミツオに手を出した。 アルド「はじめまして!宜しくな。君の名前は?」 ミツオ「あ・・・っ、ぼくミツオって言います。」 その名前を聞いて、アルドはハッと彼の顔を見つめた。そして思い出すようにして、両手を合わせる。 アルド「ミツオ・・・!やっぱりそうだ、地球でパーマン3号ちゃんが言っていた子だ!やぁ、お目にかかれて嬉しいな。」 ミツオ「地球のパーマン3号!?パー子のことを、どうして知っているんですかっ?」 ロリーナ「ミツオくん、アルドがさっき話していた調査バードマンよ。地球に行ってきた帰り?」 彼はうなずいた。 アルド「そうさ、いやぁ素晴らしかったなぁ地球!3号ちゃんが、君のことをずっと待っているって。早く帰ってこいって 言っていたよ。大事そうにペンダントを持ってね。」 ― パー子・・・。 自分のことを思ってくれているんだ。温かい気持ちがミツオの胸を包み込んだが、同時になかなか帰ってやれない 申し訳なさを感じた。 ソフィ「・・・・。」 アルド「さっき言っていた謎の少女って、例のピンクちゃんのことか。後で僕が話を聞いてくるよ。」 セレナ「アルド・・・。」 声を聞いて、アルドは振り向いた。セレナが彼を見つめて、そこに立っていた。 少々上目遣いになりながら、彼女はアルドの名前を呼ぶ。 セレナ「お帰りなさい。」 アルド「セレナ・・・。」 彼もまた、セレナを見つめた。そして自分のポケットにそっと手を入れ、拳をキュッと握りしめた。 アルド「あのさ、ちょっと話があるんだけどいいかな?」
アルド「君に出会ったのは、バードマン養成学校だったね。後輩の君を、僕は妹みたいに思っていたが・・・、やがて 恋愛という感情に変わっていった。」 セレナ「それは、前にも聞いたわよ?」 彼女はクスクスと笑った。 ビルの屋上で、二人。爽やかな風が髪を揺らしている。今日は良い天気だ。 アルド「その・・・あの時はごめん。君が危険地帯に派遣され、消息不明となった時に、僕は助けに迎えなかった。 いや、必死に行こうと総監にも頼み込んだんだよ。でも、なかなか許可がおりなくてね。」 セレナ「そんなの気にしてないわよ。それに、こうして無事に帰ってこられたんだし。」 アルド「うん、本当に嬉しかったんだ!そして・・・その時から、決めていたことがあるんだ。」 そう言うと、アルドはポケットから小さなケースを取りだした。そっと、それを開ける。 セレナ「・・・・!」 彼女は言葉を失った。入っていたのは、宝石の指輪だったのだ。 小さなものだが、その美しい輝きに魅せられる。 アルド「君の笑顔をもっとそばで見ていたい。いつでも、いつまでもだよ。セレナと二人でなら、この先のどんな困難も 切り抜けられると思うんだ。どうか・・・、僕と結婚してほしい。」 セレナ「アルド・・・。」 彼女の瞳から涙が溢れ出た。体が震える。アルドの想いは、彼の瞳のように真っ直ぐとセレナの胸に入ってきた。 アルド「どんなことがあっても、僕が守る。そう、約束するよ。」 セレナは彼の胸に飛び込んだ。 セレナ「ありがとう・・・アルド。とても嬉しいわ。」 ミツオ「おめでとうございまーす!!」 突然、近くで声がした。二人は驚いて、振り返る。 見ると、ミツオ、ロン、ルーシャ、ソフィ、そしてロリーナが屋上の入り口の前で立っていたのだ。 彼らは拍手をしながら、微笑みを浮かべて、二人の間に出来た新たな関係を祝福している。 アルドとセレナは恥ずかしそうに顔を伏せた。 アルド「ははは・・・見られちゃったね!いやぁ、照れるなぁ。」 ロリーナ「今まで見ていて、まどろっこかったわよ、二人とも。おめでとう。」 ロン「そういえばロリーナさんはセレナさんより年上なんですよね? なのにロリーナさんには、まだ彼氏すら・・・痛ってぇっ!」 禁断の文句を言いかけたロンを、ロリーナは素早く黙らせた。そして、にこやかな笑みを浮かべ、彼を見る。 ロリーナ「何か?」 ロン「イエ・・・、ナンデモナイッス。」 皆は笑いあった。
2、
アルド「さぁてと・・・、まずは何から話したらいいかな?」 小さく狭い部屋の中。窓は一カ所だけ付いているが、光はそれほど入ってこない。 机と、椅子が二つずつ向かい合わせに置かれていて、アルドがその一つに腰掛けていた。 アルド「そうそう。地球って星では毎朝、目玉焼きを食べる人が多いそうなんだけど、君はソース派? それとも醤油派?」 彼の前の席では、一人の少女が黙ってこちらを見ている。その瞳は力強く光を放ち、そらすことなく真っ直ぐだ。 アルド「この前食べた、八つ橋ってのは美味しかったなぁ。ミネルダの人たちにも紹介してあげようかな。 実はお土産に少しだけ買ってきたんだ。君もどう?」 「・・・・。」 彼女は相変わらず口を開かなかった。 アルド「あぁ、怒ってるのかな。ごめんよ。ロリーナの話によると、いきなり武器を向けたって言うからさぁ。 彼女も動転していて、あんな暗い牢のような所に君を突っ込んじゃったんだ。でもさ・・・。」 彼の声のトーンが、少しだけ低くなった。 アルド「ここでは、そうされたって仕方が無いことだよ?君の星はどうだか知らないけどさ。 君・・・、どこから来たの?」 沈黙の空間。二人の視線は、ぶつかったまま離れない。 しばらくして、アルドはため息をこぼした。 アルド「えっと・・・君の名前は何て言うの?」 「・・・・。」 アルド「やっぱり『君』じゃ失礼でしょ。あっ、ぼくはアルドって言うんだけど。気軽に呼んでよ、アルちゃんとか。」 彼女は初めて視線をそらした。そして、腰に取り付けた機器を触る。 ― やはり駄目だわ・・・。これさえ使えたら、こんな所から出られるのに・・・。 こんなヘラヘラしたいい加減そうな男と同じ空間にいると、息が詰まりそう。 アルド「ねぇ〜ねぇ〜、教えてよ名前を。そうしないと、僕が勝手に付けちゃうよ。髪がピンクだから、 ピンクちゃんでもいい?」 「・・・やめて。」 アルドはやっと彼女の声を聞いた。そして、嬉しそうに笑う。 アルド「ねぇ、ピンクちゃん。君はあの石を狙っているのかい?君はあの石を、前に持っていたんだって? どういうものなの、あれは・・・。」 彼は少女の瞳を覗き込んだ。彼女は顔を上げた。 「わたしの名前はシャンティ、ピンクちゃんではないわ。あの石を・・・返して。」 するとアルドは不思議そうに聞く。 アルド「あの石は、君にとってどんなものなの?」 シャンティ「あれがないと、わたしは困るの。あれさえもう一度手に入れば、全てをやり直すことが出来る。 また皆に会うことが出来る。そうしないと・・・。」 彼女の声が少しだけ震えた。 シャンティ「わたしはいつまでも、独りぼっちだわ・・・。」 アルド「・・・・。」 彼は足を組みながらその話を聞いていたが、そっと姿勢を正した。 アルド「君の境遇はよく知らないけど・・・、でもなぁ、僕たちにもあの石は必要なんだ。バード星をさらに発展させる ためにもね。そうしたら、きっと、君を助けてもあげられるよ。」 シャンティ「石を・・・この星の発展のために?」 すると、彼女はフッと笑みを浮かべた。それは決して感じの良いものではなかった。 アルドはビクッと肩を震わす。 シャンティ「やめた方がいい。あれは、この星に発展なんかもたらさないわ・・・。」 アルド「・・・何だって?」 突然シャンティは立ち上がり、静かにこう呟いた。 あれがもたらすのは・・・。 シャンティ「破滅よ。」
3、
気が付くと、ミツオは一人でそこに立っていた。 天も無い、地も無い・・・。音も聞こえないし、視界にはこれと言って、特に何も見えない。 ミツオ「この黄色のもやもやした空間、前にも来たことがあったような・・・。」 ― やぁ、また会ったね。 すると、どこからか声が聞こえた。聞き覚えのある声だ。あまりハッキリとは覚えていないのだが・・・。 ミツオ「君・・・この前の?どこにいるの?」 ― うーん、そうだな。やっぱり、このままじゃ話しづらいかな。 すると、ミツオの目の前に、黄色のもやが集まってきた。それは次第にハッキリと形をなす。 そこに現れた少女に、ミツオは目を疑った。 ミツオ「君は・・・!」 「ふふふ、久しぶりね。」 それは星野スミレだったのだ。伸びたロングヘアに黄色のカチューシャ。 彼女はニコニコと、ミツオを見つめていた。 ミツオ「ス、スミレちゃん!?どうして、こんな所に・・・?」 「いや、それは姿だけで君が思っている本人ではないよ。少しでも話しやすくするために、君の心を探り、 君が今最も想っている人の姿を作りだしただけさ。」 最も想っている人の姿・・・。 ミツオ「じゃぁ、姿はスミレちゃんと言えど、さっきまでの君なんだね?」 「その通り。話しやすくなっただろ?」 ミツオは不思議そうに、目の前に現れた星野スミレを見ていた。 ミツオ「ここは一体なんなの?君の名前は?」 「名前?そんなものはないよ。」 スミレは首を振った。 ミツオ「スミレちゃん・・・じゃぁ、ないからなぁ。そうだ、君は黄色のイメージがあるから、レモンくんっていうのはどう?」 ・・・・・。 「・・・なんだい、レモンって。」 ミツオ「あぁ、そっか。ぼくの星の果物なんだけど・・・。」 ― この星の人間は、他人におかしなあだ名を付ける習性があるのか・・・。まぁ、覚えておこう。 スミレは不可解そうにミツオを見ている。それに気付いて、ミツオは一つ咳払いをした。 ミツオ「えっと・・・君、前にも話したよね。どうして、またぼくを呼んだの?」 「・・・急に、話相手が欲しくなったんだ。皆して、ジロジロぼくを見るものだから、気分悪くてさ。 やっぱり君達も、彼らと同じなんだね・・・。」 ミツオ「彼らって・・・誰ら?」 しかし、スミレは答えなかった。 「前に言っただろ、ぼくは人間が嫌いだって。君は皆が皆、悪い人間じゃないと言ったけど、やっぱり、ぼくには 信じられない。」 そして、少し間を置いて、こう言った。 「そんな悪い奴には・・・報いがあって当然だよね。」 スミレの表情は暗く、口角だけが上がっていた。ミツオは少し動揺して言う。 ミツオ「ま、待ってよ。何の事かわからないよ!人間を理由も無く疑うなんて、どうかしているって・・・!」 「理由無くなんかじゃないさっ!」 スミレは声を上げた。 「もう辛い思いは嫌なんだ・・・他人に利用されるだけだなんて!ぼくはやるよ?君達が心を改めない限り、 自分を守るために戦うよ!」 ミツオ「ま、待って・・・!」 スミレとの距離が離れていく。それはやがてスピードを上げ、彼女の姿は段々と小さくなっていった。 手を伸ばしても届かない。ミツオは力の限り叫んだ。 ミツオ「待ってよ・・・っ、話を聞いて・・・!!」
ミツオ・・・ミツオ! ミツオ「話を・・・。」 ロン「ミツオ、大丈夫か?起きろって!」 ― ハッ・・・! 彼は目を開けた。ロンが隣で、心配そうに顔を覗き込んでいる。 ここはロリーナのロケットの中。バード星から、ミネルダへ帰る途中だったのだ。 ミツオはソファから起き上がった。 ロン「どうしたんだよ、もうすぐミネルダへ着くぞ。悪い夢でも見ていたのか?」 ミツオ「夢・・・だったのかな?」 前を見ると、ソフィもルーシャもいる。窓の外には宇宙空間が広がっていた。 ロリーナ「みんな、今日はありがとう。私たちの実験に付き合ってくれて。」 ルーシャ「色々あったけど、面白かったわ!あぁ〜、セレナさんが羨ましいわ。あたしも、あんな風に プロポーズされてみた〜い。」 ソフィ「ロリーナさん、あの石はどうするんですか?」 ロリーナは、操縦席に座り、顔を前に向けたまま答えた。 ロリーナ「そうね・・・また色々と調べてみるわ。アルドが気になる情報をつかんだらしいし・・・。」 ― どうだった、あの子は? ― あぁ、ピン・・・じゃなくてシャンティちゃんか。彼女はあの後、自分で地下の部屋に戻っていったんだよ。 よっぽど、あそこが気に入ったんだね。 ― えぇ・・・!?どうして、あんな所に自分から・・・? ― うん・・・まぁ、ぼくの見た感じ、何かに操られていたって・・・気もするね。 ロリーナ(一体、何に?何て不思議な子なの・・・。) 嫌な予感がする・・・。 ルーシャ「ロリーナさん?」 ロリーナ「・・・あっ、いえ、何でもないわよ。そうだ、あなた達に招待状が届いていたんだったわ。」 ロン「招待状?」 するとロリーナは、一通の手紙を見せた。ソフィは操縦席に駆け寄り、それを受けとる。 ロリーナ「次回の、PB倶楽部のイベントよ。」 ソフィ「えっ、でもわたし、会議に出席していませんけど・・・。」 ロリーナ「今回はこちらで決めたことだからね。最近、宇宙料理コンテストがあったのは知ってる?実技テストを 受けているPBの二人が、そこで優勝したのを記念に、倶楽部でも料理コンテストを開催することになったの!」 ゆ・・・っ! 「優勝!?」 四人の声が重なった。 天才料理人と謳われたPB・・・。それには、以前聞き覚えがあった。 ミツオ(確か、エディのテーマパークで料理を作ってくれた人たちだ。会ったことはないけど・・・、凄い!) ロン「オレたち、あの時宇宙一の料理を食べたってことか!」 ルーシャ「その子達に会ってみたーい!」
次のPB倶楽部は、 料理コンテストだ!!
|